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咬合。実は、私が最もこだわっていると同時に得意としている診療です。
歯の咬み合わせの狂いは、食べ物が咬みにくくなる事はもちろんのこと、偏頭痛や肩こりのほか様々な不定愁訴のもとにもなります。
歯の咬み合わせは、体のバランスを保つ上で、骨盤と同程度の非常に重要な場所です。
咬合の悪い方は、首の傾きも変わり、脳へ入る4本の血管の閉塞の原因にもなります。
私は診療に入る前、まずその患者さんの持つ、固有の咬み合わせを事前にチェックいたします。
そして、患者さんの顔のゆがみ、肩の下がり、左右の足の長さの差、骨盤の開き具合、歩き方などもさりげなくチェックしております。
診療で最も重要な事は、患者さんの持つ固有の咬み合わせを、歯科診療によって変えないこと。
まずはこれが非常に重要です。残念な事に、それができていない歯科医師が非常に多くいます。
逆に言えば、それを実行できる歯科医師は非常に少ないのです。
そして、不幸にも咬合が破壊された患者さんには、その咬合の再建を行っていきます。
『咬合』がきちっとできていなければ、「歯周治療」や「インプラント治療」など、何を行っても、再び破壊されていき、それらの診療行為に意味がなくなってしまいます。
咬合は歯科診療の中では、「歯周外科」「インプラント」「再生療法」などにくらべ非常に地味で目立たないものです。しかし、私は歯科診療の中で最も重要な部分だと認識し、日々診療をいたしております。
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