医療法人沙羅 加古歯科医院、さらデンタルフォレスト
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セミナー

第64回秋季日本歯周病学会学術大会へ参加しました。

こんにちは。院長の加古祐輔です。先日はお休みをいただき第64回秋季日本歯周病学会学術大会へ参加させていただきました。
多くの患者様に来ていただいている中、スタッフの方々並びに来院希望だった患者様へご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
毎回いろいろなテーマで学会は行われますが、今回は「歯周治療で美味しい人生をサポート」というテーマでした。私が歯科医師となり10年が過ぎましたが以前は歯周病とインプラントとの関係や、歯周再生療法の話などが多く上がっていました。そのようななか超高齢社会を迎えた昨今、テーマは変化していっています。
超高齢社会において長きに渡りおいしく食事を頂くことは、人生を楽しむ上で肝要であり、歯周治療が果たす役割は大きいと考えております。さらに、長期にわたる歯周病の安定期治療を継続していくことで、さまざまな全身疾患の発症・進行の予防にも貢献できる可能性があり、患者さんにとっては“食事”と“健康な人生”を楽しむという二重の旨みを得ることができるのが“歯周治療”であることを患者目線で表現したテーマです。
このテーマを達成するためには、歯周病学とそれに関連した免疫学・細菌学、再生医療、医歯薬連携(歯周医学)、IoT等多くの分野との融合による発展が必要であり、今大会では様々な観点から光を当て、多くの参加者に有益であるようなプログラム構成となるよう工夫されていました。

どのような医療を受けたいかは患者様それぞれ異なります。そしてまた歯科医院も提供したい医療はそれぞれ異なります。加古歯科医院としましては、予防治療を25年行ってきて長い歴史があります。そのような中提供してきた医療も時代とともに変化してきました。
今後加古歯科医院として超高齢化社会を迎える中、歯周病治療、オーラルフレイル(口腔機能低下症)に対応していき、長期にわたる健口維持の一助となれればと考えております。お口のことだけでなく全身を通して管理していく医科歯科連携を確立した歯科医院を目指していきます。

今回の学会を通してそのようなことを学ぶことができました。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます