先日、スタッフ数名で”愛知県肝炎医療コーディネーター養成講習会”に行ってきました。
肝炎の中でも主に、B型肝炎、C型肝炎、脂肪肝の診断と治療法などについて詳しく勉強してきました。
B型、C型肝炎ウィルスは、体液や血液を介して感染します。
・出産時の母子感染
・感染している人からの輸血
・昭和23年から63年までの集団予防接種での感染の可能性
他に現在でも考えられる感染原因として
・タトゥーを入れる
・十分に消毒されていない器具を使ってピアスの穴をあける
・覚せい剤注射機器の使いまわし
・性交渉
などがあります。
日本でのB型、C型肝炎(発症はしていないが、ウィルスを体内に保有している方)の推定人数は
それぞれ150万人程と言われています。そのうち1/3は、自分がキャリアだと知らないそうです。(検査を受けた事がなく気づいていない)
医療は日々進歩しており、B型肝炎のみですがワクチンで感染を防御できたり、C型肝炎は90%以上投薬でウィルスを体内から排除できるようになってきています。
年齢を問わず、今まで肝炎ウィルス検査を受けた事のない方はぜひ検査をお勧めします。
検査方法は採血での血液検査です。
愛知県では肝炎ウィルス検査の助成制度もあります。献血でも調べる事ができます。
当院ではたくさんの患者様の出入りがあります。治療内容によっては出血を伴う処置もあり
患者様から患者様へのウィルス感染が無いよう細心の注意を払い、世界水準の滅菌システムを導入し、ドクター、衛生士が患者様の治療にあたっていますので今後も安心して来院してください。